はじめに
名建築の内装を、こねて受け継ぐ
設計事務所の説明によると、この店は1977年に丹下健三が設計した内装を残すカフェです。壁と天井には手を加えず、床と家具だけを描き直しています。
店名の「connel」は、日本語の「こねる」に由来します。いろいろな人と一緒に考えをこねていく、nendo のものづくりの姿勢を表しています。
01|床
空間をつなぐ「流れ」の床
区切られた空間をひとつにつなぐため、床に「流れ」のような模様を描いています。
カウンターの側面や階段の目地も、床の模様に合わせてそろえています。
02|家具
磨き直したチューリップチェア
カウンターの天板は、天井のグレーの鏡面仕上げに合わせて、艶のある黒にしています。
もとからあったエーロ・サーリネンのチューリップチェアは、マットな黒に塗り直しました。チューリップテーブルの天板は鏡面仕上げです。

03|道具
手で曲げた持ち手のマグ
オリジナルのマグカップは、持ち手を一つずつ手で曲げているため、同じ形のものがありません。
マドラーは錫製で、立てて置くことができ、使うほどにやわらかくなじんでいきます。


設計nendo(既存の内装は丹下健三、1977年)
写真© nendo(撮影:Takumi Ota、Akihiro Yoshida。nendo 公式サイト「connel coffee」。設計事務所の写真)
出典CONNEL COFFEE 公式サイト、nendo 公式サイト「connel coffee」
出典URLnendo.jp ↗
