はじめに
映画の背景のように、フレームを重ねる
設計事務所は、小津映画でシーンの背景にフレームが配置される構成に注目しました。昔の日本の風景を自然に連想させる原理を、珈琲屋の空間に置き換えています。
天井格子、障子、タイル割り、畳、棚割、建具などのフレームを散りばめ、左官の面で線を際立たせています。窓から見える街の電光掲示板や大型モニターも、あえて遮らず「現代の借景」としています。
01|大テーブル
天窓の下の一枚板
店の中心には、天窓の下に一枚板の大きなテーブルがあります。
木の天井と、グレーの壁や床の対比がはっきりしています。

02|路地のような平面
軒をつくって、奥行きを出す
ある部分では軒をつくって天井を低くし、落ち着きと奥行きを生んでいます。
路地を散歩するように、店の中を回遊できる平面です。

03|障子と畳
和のグリッドで区切る
障子や畳の小上がりで、席をゆるやかに区切っています。
鉄やカーペットなど現代の材料と組み合わせ、過去と現在が同居する空間にしています。



設計SUPPOSE DESIGN OFFICE(谷尻誠・吉田愛)
写真© 長谷川健太(SUPPOSE DESIGN OFFICE「猿田彦珈琲 The Brigde 原宿店」)
出典SUPPOSE DESIGN OFFICE 公式サイト「猿田彦珈琲 The Brigde 原宿店」
出典URLsuppose.jp ↗



