はじめに
街の中に、茶畑をつくる
設計事務所の説明によると、この店のテーマは「青山に太陽・風・土を感じる茶畑をつくる」ことです。享保2年(1717年)創業の一保堂が大切にしてきた「お茶ひとすじ」の姿勢を、空間で表しています。
店の公式サイトは、この店を「時を忘れてホッとひと息つける空間」を目指した店と説明しています。表参道駅から根津美術館の方向へ歩いた先の、建物の2階にあります。
01|喫茶室
和紙の円い天井は太陽
喫茶の空間の中央には、和紙を放射状に張った円形の下がり天井が浮かんでいます。設計事務所はこれを太陽のメタファーと説明しています。
大きな窓からは、根津美術館の緑が見えます。窓にはリブガラスのグラフィックを重ね、茶畑の風景を思わせる表情をつけています。


02|客席
お茶の淹れ方を体験する席
喫茶室の席数は21席です。メニューを通して、お茶の淹れ方やアイデアを体験できます。
お茶に詳しいスタッフが店にいて、不定期のイベントも開いています。

03|売り場
茶畑の地中を思わせる土の壁
売り場は「茶畑の地中」を表す空間です。左官職人が仕上げた土の壁と天井が、茶の根が育つ土の静かな豊かさを思わせます。
明るい喫茶の空間と、落ち着いた売り場の対比が、この店の特徴です。


設計Puddle(Masaki Kato、Chayo Shinozaki)
写真© Daisuke Shima(Puddle 公式サイト「一保堂茶舖 青山店」。設計事務所の写真)
出典一保堂茶舖 公式サイト「青山店|売り場・喫茶室」、Puddle 公式サイト「一保堂茶舖 青山店」
出典URLippodo-tea.co.jp ↗
