はじめに
作る場所を隠さず、全部を見せる
この店は、倉庫だった建物を「焙煎所・倉庫・キッチン・事務所・カフェ」に作り替えたものです。設計の考え方は「透明さ」にあります。大きなガラスの扉と仕切りで、階と階、外と中をつなぎました。
焙煎機の上には大きなガラスがあり、2階からも豆を煎る様子が見えます。真ん中の天窓からは光が2階に届き、階のあいだの吹き抜けには緑が置かれています。お客さまが、コーヒーができるまでを目で追える店です。
01|焙煎所
ガラスの向こうで、豆を煎る
店の中心は焙煎機です。その上に大きなガラスを入れて、2階からも1階からも作業が見えるようにしました。
コーヒーを飲む場所と作る場所を、壁で分けていません。豆の香りと機械の動きが、そのまま店の景色になっています。


02|ガラスの仕切り
外と中、上と下をつなぐ
大きなガラスの扉と仕切りが、通りと店内、1階と2階を視線でつなぎます。倉庫の閉じた箱を、見通しのよい場所に変えました。
ガラス越しに人の動きが見えるので、初めての人も入りやすい店構えです。

03|吹き抜けの緑
階のあいだに、植物を置く
1階と2階のあいだの吹き抜けには、屋内の緑が置かれています。倉庫の無骨な骨組みに、やわらかい要素を足しました。
天窓からの光が緑に落ちて、時間によって店の表情が変わります。


04|シード・トゥ・カップ
豆の仕入れから一杯まで
店の公式ページには「SEED TO CUP」という言葉があります。豆を選ぶところから淹れるところまで、品質をひとつながりで考える姿勢です。
旬の時期を迎えたシングルオリジンのコーヒーを中心に出しています。メニューは日本語・英語・中国語・韓国語で用意されています。
