はじめに
借景と、浮いているような建築
設計事務所は、目の前に広がる嵐山の景色を借景にし、日本建築の特徴である床と屋根の構成をめざしたと説明しています。
それ自体が構造になっている大きなガラスの正面と、大きく張り出した一枚の庇で、景色をパノラマのように切り取っています。
01|カウンター
いちばん景色のよい場所で淹れる
バリスタにいちばん気持ちのよい場所でコーヒーを淹れてほしいという考えから、最高の眺めの位置にカウンターを置いています。
人造大理石を研ぎ出した白いカウンターは、ガラスの外で基礎の一部になり、建物を半周して半屋外の席へつながります。

02|豆の貯蔵庫
北側一面のコーヒービーンズセラー
北側の一面には、世界各地から選んだ豆の温度と湿度を管理するセラーを置いています。
このセラーは、増改築が続いた築40数年の建物を補強する役割も持っています。


03|高い基礎
通行人に景色を遮られない
基礎を高く持ち上げ、店内へはひな壇状に上がります。店内からの景色が通行人に遮られにくく、大雨の浸水も避けられます。
基礎の一部は張り出して、ベンチとしても使えます。

04|外観
大きな庇の平屋
大きく張り出した一枚の庇が、建物が浮いているような印象をつくっています。

設計PUDDLE(加藤匡毅)
施工&S co.,ltd
写真© Takumi Ota(PUDDLE「% ARABICA Kyoto Arashiyama」)
出典PUDDLE 公式サイト「% ARABICA Kyoto Arashiyama」/% ARABICA 公式サイト
出典URLpuddle.co.jp ↗



