はじめに
和と洋を、表面だけでなく中まで混ぜる
函館には、1階が和風、2階が洋風といった、和と洋が混ざった木造の建物が多くあります。千秋庵総本家は、蔵を中心にした和風の木造の建物で、店の正面は長く函館の目印になってきました。
設計事務所は、建物の外側にわずかに使われていたレンガに注目しました。そのレンガを木造の建物の中まで延ばし、土間を覆い、ところどころ持ち上げてカウンターやベンチにしています。
01|カフェ
倉庫だった場所でひと休み
和菓子を買いに来た人が、コーヒーを飲みに立ち寄れるように、倉庫をカフェに改修しました。
床はレンガで覆われ、木の家具が並びます。
02|売り場
和菓子が並ぶ、細長い売り場
売り場にもレンガの床とカウンターが続きます。
大きな窓から光が入る通路に沿って、和菓子が並びます。

03|レンガの家具
尺の寸法で切ったレンガ
持ち上げたレンガは、日本の木造建築の尺(約30.3cm)の寸法で切られ、端にレンガの断面が見えます。
カウンターもベンチも、床と同じレンガでつくられています。


04|階段と外観
赤い階段と、変わらない店構え
店内には、赤い手すりの階段があります。
外から見ると、古い和菓子店の店構えはそのまま残されています。


会社千秋庵総本家 ↗
設計長坂常/スキーマ建築計画
写真© Yurika Kono(スキーマ建築計画「Hakodate Sensyuan Sohonke」)
出典スキーマ建築計画 公式サイト「Hakodate Sensyuan Sohonke」
出典URLschemata.jp ↗



