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函館|カフェ

千秋庵総本家(函館・宝来町)|倉庫をカフェに変え、レンガで土間と家具をつくった和菓子店

函館の宝来町にある、地元で長く親しまれてきた和菓子店、千秋庵総本家です。2024年5月の改修で、保管と包装に使っていた倉庫をカフェに変え、店と事務所も改装しました。設計は長坂常さん率いるスキーマ建築計画です。設計事務所の公式ページに書かれている内容をもとに、要点をご案内します。

店 千秋庵総本家 ↗場所 北海道函館市宝来町9-9用途 和菓子店・カフェ広さ 197.54㎡(木造)設計 長坂常/スキーマ建築計画(2024年5月オープン)
レンガの床が続くカフェの席
レンガの床が続くカフェの席

はじめに

和と洋を、表面だけでなく中まで混ぜる

函館には、1階が和風、2階が洋風といった、和と洋が混ざった木造の建物が多くあります。千秋庵総本家は、蔵を中心にした和風の木造の建物で、店の正面は長く函館の目印になってきました。

設計事務所は、建物の外側にわずかに使われていたレンガに注目しました。そのレンガを木造の建物の中まで延ばし、土間を覆い、ところどころ持ち上げてカウンターやベンチにしています。

01|カフェ

倉庫だった場所でひと休み

和菓子を買いに来た人が、コーヒーを飲みに立ち寄れるように、倉庫をカフェに改修しました。

床はレンガで覆われ、木の家具が並びます。

02|売り場

和菓子が並ぶ、細長い売り場

売り場にもレンガの床とカウンターが続きます。

大きな窓から光が入る通路に沿って、和菓子が並びます。

和菓子が並ぶ売り場
和菓子が並ぶ売り場

03|レンガの家具

尺の寸法で切ったレンガ

持ち上げたレンガは、日本の木造建築の尺(約30.3cm)の寸法で切られ、端にレンガの断面が見えます。

カウンターもベンチも、床と同じレンガでつくられています。

レンガで立ち上げたカウンター
レンガで立ち上げたカウンター
カウンターの角に見えるレンガの断面
カウンターの角に見えるレンガの断面

04|階段と外観

赤い階段と、変わらない店構え

店内には、赤い手すりの階段があります。

外から見ると、古い和菓子店の店構えはそのまま残されています。

赤い手すりの階段
赤い手すりの階段
和風の木造の店構え
和風の木造の店構え
会社千秋庵総本家 ↗
設計長坂常/スキーマ建築計画
写真© Yurika Kono(スキーマ建築計画「Hakodate Sensyuan Sohonke」)
出典スキーマ建築計画 公式サイト「Hakodate Sensyuan Sohonke」
出典URLschemata.jp ↗
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